1.おすすめの勉強方法 ── 一問を深く、繰り返す
電験Qでは、問題一つ一つを丁寧に理解し、アウトプットを繰り返す学習法をおすすめしています。
次の7ステップで、一問ずつ確実に得点源にしていきましょう。
まずは解説を読む(初見の問題の場合)
初めて解く問題は、いきなり答案を書こうとせず、まず解説を読んで内容を理解するところから始めます。
解説を見ないで答案を書き、採点する
解説を読み終えて理解したら、今度は解説を見ずに自分の言葉で答案を書き、採点にかけます。
得点・講評・標準解答を確認する
得点と講評、標準解答と解説を確認して、自分に不足していた論点や誤解していた部分を把握します。
同じ問題にすぐリトライする
前回の答案が残っているので、不足していた論点や誤解した部分を修正・追記して、もう一度採点します。必要に応じて解説も再度読み返しましょう。
AI質問で理解の浅い部分を深掘りする
得点と講評を確認し、さらに不足していた論点や気になる点があれば、AI質問機能で理解が浅い部分を深掘りします。
もう一度リトライし、追記・修正する
深掘りした内容も踏まえて、もう一度リトライします。
得点が24点以上になれば十分理解できたと判断し、次の問題へ進みましょう。
翌日〜二日後に、解説を見ずにもう一度解く
時間を空けて、同じ問題を解説を見ずに解いてみます。得点が低ければ再度リトライやAI質問を行い、知識の定着を図ります。
ポイント
「理解する → 書く → 採点で確認する → 修正する」のサイクルを一問ごとに回すことで、標準解答を眺めるだけでは身につかない“自分の言葉で書ける力”が鍛えられます。
2.AI質問のコツ ── 得意・苦手を知って使いこなす
AI質問機能は、技術的な質問にフォーカスした機能です。そのため、苦手な種類の質問をしても適切な回答を得られない可能性があります。得意な質問・苦手な質問を知って、上手に活用しましょう。
深掘りの質問
解説で一言しか触れられていない部分について、技術的な裏付けや理屈を確認する質問です。
例:「〜となる理由や原理を教えて」
比較の質問
方式の違いを確認する質問です。
例:「◯◯と比べて△△はなぜ〜なのか」
実務に関する質問
問題で扱われている設備や方式が、実際の現場でどのように運用・対策されているかを確認する質問です。技術的背景や実務知識を交えた解説が得られます。
例:「◯◯は実際の現場ではどのように運用されているのか」
法令・基準に関する質問
電気設備の技術基準や電気事業法などの法令・基準に関する質問は、最新法令に対応していないため、誤った回答をする可能性が高くなります。
文章に関する質問・相談
字数の長短や接続詞の使い方、文章構成の相談には最適化されていないため、一般論的な回答になりがちです。
代わりに:文章力については「学習分析」で分析してもらえます。
採点に関する質問
「字数の長短で採点が変わるか」「ここがなぜ減点されるのか」「満点回答を教えて」など、採点に係る質問には適切な回答が出力されない可能性があります。
あわせて知っておきたい仕様
- 質問は200字以内で入力でき、回答は300〜500字程度で返ってきます。
- AI質問は1回の採点につき1回まで利用できます。同じ問題にリトライ(再採点)すれば、再び質問できます。
- AIは、問題文・標準解答・解説に加えて、あなたの答案と採点講評も読んだ上で回答します。Web検索は行わず、これらの入力情報とAIの知識のみに基づいて回答します。
3.音声演習の使い方 ── 聞き流しで定着させる
v1.3.0 で追加した「音声演習」は、登録した問題の問題文・標準解答・解説を端末の音声合成で読み上げる機能です。
採点で理解した問題を、通勤中や家事の合間に繰り返し聞いて定着させましょう(iOS版・Android版の v1.3.1 以降で提供中)。
Web版(β)でも画面を開いたまま再生できます(バックグラウンド再生はアプリのみ)。
問題を登録する
出題画面・採点結果画面の下部にある「登録メニュー」→「音声演習に登録」で1問ずつ登録できます。各分野の問題一覧の「音声演習登録」を使うと、複数の問題をまとめて登録できます。
一覧から再生する
演習の分野選択に追加された「音声演習」を開き、聞きたい問題をタップすると再生が始まります。画面をロックしたまま、また他のアプリを使いながらでも再生は続きます。前回止めた箇所は「続きから再生」で再開できます。
読み上げ方を調整する
プレイヤーの「設定」で、読み上げる内容(問題→解答 / 解説のみ / 両方)、解答前の間(なし・秒数・手動再開)、声を選べます。速さ・繰り返し・シャッフルはプレイヤー画面で切り替えられます。
手元を見ずに操作する
ロック画面や通知、イヤホン・車載機器のボタンで一時停止・再開・次の問題への移動ができます。再生した時間は学習実績に記録されます。
ポイント
音声演習は「答案を書く演習」の代わりではなく、採点で理解した内容を耳から繰り返して定着させるための機能です。解答前の間を「手動再開」にして、問題文を聞いたら自分で答えを組み立ててから解答を聞く使い方がおすすめです。読み上げの誤りに気づいたら「誤読を報告」からお知らせください。
4.パソコン(Web版)で使う ── 長文の答案はキーボードで
Web版(β)を公開しました。次の手順でご利用いただけます。
Web版は、パソコンのブラウザで app.denken-q.com を開いて使う電験Qです。スマートフォンのアプリと同じアカウント・同じ学習状況で使えるので、「スマートフォンで音声演習、パソコンで答案を書く」といった組み合わせができます。
ブラウザで開いて、同じアカウントでログインする
対応ブラウザは Windows の Chrome / Edge、mac の Safari / Chrome の最新版です(スマートフォンのブラウザは対象外)。Google・Apple・メールアドレスのいずれも、アプリと同じアカウントでログインできます。学習履歴・レベル・登録した問題はそのまま引き継がれます。
答案はキーボードで。入力中は自動保存
出題画面の答案は入力中に自動保存され、ページを再読み込みしても復元できます。採点・AI質問・AI添削・答案履歴・統計・CSV書き出し(ブラウザのダウンロード)はアプリと同じように使えます。
ブラウザの「戻る」で前の画面へ
ブラウザの戻る・進むは、アプリの画面の移動と同期しています。トップ画面で戻るとサイトの外に出ます。
Web版で使えない機能と、共用パソコンでの注意
リマインダ通知・オフラインモード・Apple でログインしたアカウントの削除は Web版では使えません(削除は iPhone / iPad のアプリ、または公式サイトのアカウント削除リクエストから)。音声演習は画面を開いたまま再生します。1 つのブラウザでは 1 つのアカウントでご利用いただき、共用のパソコンではご利用後にログアウトしてください。
5.新問道場の使い方 ── 初めて見る問題で実力を試す
電験二種の二次試験では、過去問がそのまま出題されることはあまりありません。本番で出るかもしれない新しい問題に対応できる力を試すために追加したのが「新問道場」です(v1.6.0)。過去問・専門書等をもとにAIが作成した新しい論説問題に、分野ごとに挑戦できます。
過去問を繰り返すうちに、いい意味でも悪い意味でも「見覚えのある問題」に慣れてしまった方の、次のステップとしてお使いください。
まずは過去問で土台を作る
新問道場は、体験版クォータ(登録直後の10問分)を使い切ると、トップ画面の「新問道場」から使えるようになります。それまでは通常の演習で過去問に取り組み、「1.おすすめの勉強方法」の流れで論説の書き方の土台を作りましょう。
本番のつもりで、解説を見ずに解く
火力・水力・発電一般・変電・送電・配電・施設管理から分野を選び、解説を読まずに、本番で初めて見る問題として答案を書いて採点しましょう。問題一覧の絞り込みで、過去問の論点をもとに問い方を変えた「アレンジ」と、専門書等をもとに新しく作った「新規」を選べます。まずはアレンジから始め、慣れてきたら新規に挑むのがおすすめです。
書けなかった理由を講評とAI質問で確かめる
初めて見る問題で書けなかった部分は、知識が足りなかったのか、知っていても文章にできなかったのかを講評で確かめます。AI質問・AI添削・フリーリトライも通常の問題と同じように使えるので、穴を埋めたらその場で書き直しましょう。
標準解答をさっと見て、引き出しを増やす
出題画面の「標準解答」を押すと、空欄の答案欄に標準解答がグレーで表示されます。左右にスワイプすれば一覧の前後の問題へ移れるので、時間がないときは標準解答を次々に確認して、知らなかった論点を拾っていく使い方もできます。気になった問題はブックマークや音声演習に登録しておきましょう。
ポイント
新問道場の目的は、満点を取ることよりも、初めて見る問題で「何を、どの順に書けばよいか」を組み立てる練習です。専門書をもとにしているため、電験1種相当の難しい問題が出ることもあります。解けなくても落ち込まず、本番で見慣れない問題に出会ったときの備えとしてご活用ください。新問道場の結果はレベル・ランクには反映されないので、気軽に挑戦できます。AIが作成した問題のため、出題や標準解答に誤りが含まれる可能性があります。気づいたら採点結果画面の「報告」からお知らせください。
電験Qをまだお使いでない方へ
iOS版(iPhone / iPad)は App Store、Android版は Google Play で公開中、現在は無償でご利用いただけます。AI採点による論説演習を、ぜひ体験してください。パソコンからは Web版(β)もご利用いただけます。
Web版(β)を開く App Store で入手 Google Play で入手
